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4.周波数について |
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音は空気の振動によって発生します。 音が1秒間に何回(n回)振動しているかを表現したものを「周波数」と言います。 高い音と低い音の違いは周波数で決まり周波数が高くなる程 音は高くなります。 |
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周波数の単位はヘルツ(Hz)で表し、1ヘルツは1秒間に1回振動することを言い、100ヘルツは1秒間に100回振動することを言います。 |
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一般的に人が聞くことのできる音の可聴範囲は 20~20,000Hzとされていますが、音程として認識できるのは 20Hz~4,000Hz程度までのようです。 |
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チューニング(調律)を正確に行うには、各音高に於ける平均律音階の周波数値を確認する事が必要(必須)となります。 |
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チューニングのプロセスは、下表(12音平均律の周波数)の値に基づいて行われますが、この場合は、国際標準化機構(ISO)で定められたA4=440 Hzの音(ラ音)を規準周波数値として算出しています。 |
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以下の Excel 計算式では オクターブ間の13音(12分割)を A4=440 Hz を規準周波数値とした平均律(隣り合う半音の周波数比が均一となるような比率)となる周波数値に置き換えています。 |
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A4=440 Hz に対する各音名(C4~C5)の周波数を求めます。 |
数式の ^ (キャレット)は Microsoft Office Excel 計算に於ける「べき乗」 |
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C4=440/2^(9/12)×(2^(0/12))≒261.626 |
D♭4=440/2^(9/12)×(2^(1/12))≒277.183 |
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D4=440/2^(9/12)×(2^(2/12))≒293.665 |
E♭4=440/2^(9/12)×(2^(3/12))≒311.127 |
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E4=440/2^(9/12)×(2^(4/12))≒329.627 |
F4=440/2^(9/12)×(2^(5/12))≒349.228 |
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G♭4=440/2^(9/12)×(2^(6/12))≒369.994 |
G4=440/2^(9/12)×(2^(7/12))≒391.995 |
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A♭4=440/2^(9/12)×(2^(8/12))≒415.305 |
A4=440/2^(9/12)×(2^(9/12))=440.000 |
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B♭4=440/2^(9/12)×(2^(10/12))≒466.164 |
B4=440/2^(9/12)×(2^(11/12))≒493.883 |
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C5=440/2^(9/12)×(2^(12/12))≒523.251 |
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12音平均律の周波数 (Unit : Hz) |
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C5 以上の周波数は元の周波数を2倍にします。 |
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12音平均律の周波数 (Unit : Hz) |
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平均律音階の周波数表は、オクターブ C ~ C' 間に於ける13音の各スケール名を主音とする長音階(8音)の周波数値を一覧表にしたものです。 |
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12音平均律の周波数表は、オクターブC ~ C' 間に於ける13音の各スケール名の音階(12分割・13音)の平均律周波数値(A4=440 Hzを適用)を一覧表にしたものです。 |
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