平均律音階の周波数表
(Major Scale)
楽器用のチューナーは比較的安価で、しかも測定時に於いては周波数値と同時にその音名まで表示してくれますので、このような周波数表は必要がないのかも知れません。
しかし、スケール毎に表記したものはあまり見掛けないようなので作成してみました。「トグルボタン」でキャリブレーション値を切り替えて表示する事が出来ます。
平均律音階の周波数表
音名は、異名同音(Enharmonic)で以下のように♭(フラット)表記としました。(ex: F♯→ G♭)
 
【 エクセル計算式について 】
先ず、C4を基準音とした時の平均律(ピアノと同じように隣り合う12の半音の周波数比が均一となる音律)の長音階に於ける周波数比を求めます。 次に、現在国際的に定義されているA音=440ヘルツの周波数値を基にして、各スケール音名の周波数を計算します。
1.平均律音階の周波数比の算出 (根音C4を1とした時の各音名の周波数比)
  ^(Caret)は Microsoft Office Excel 計算に於ける Xn(べき乗)
C4=2^(0/12)=2^0=1、D♭4=2^(1/12)、D4=2^(2/12)、E♭4=2^(3/12)、E4=2^(4/12)
F4=2^(5/12))、G♭4=2^(6/12)、B♭4=2^(10/12)、 B4=2^(11/12)
G4=2^(7/12)、A♭4=2^(8/12)、A4=2^(9/12)、C5=2^(12/12)=2^1=2
2.周波数の算出 (A4=440ヘルツに対する各音名の周波数)
C4=440/2^(9/12)×(2^(0/12))
D♭4=440/2^(9/12)×(2^(1/12)) 、D4=440/2^(9/12)×(2^(2/12))
E♭4=440/2^(9/12)×(2^(3/12))、E4=440/2^(9/12)×(2^(4/12))
F4=440/2^(9/12)×(2^(5/12))、G♭4=440/2^(9/12)×(2^(6/12))
G4=440/2^(9/12)×(2^(7/12))、A♭4=440/2^(9/12)×(2^(8/12))
A4=440/2^(9/12)×(2^(9/12))B♭4=440/2^(9/12)×(2^(10/12))
B4=440/2^(9/12)×(2^(11/12))、C5=440/2^(9/12)×(2^(12/12))
3.C5以上の周波数は元の周波数を2倍にします。
 
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